2022.1.23「不安になるキャラクター」

音響編集って写経みたいな効果がある。

安心感がすごい。

 

自分が昔曲を作った作品の映像をずっと見ていた。今まで全然見ていなかったけど見返したら見てしまうし曲も耳に残る。なぜなら自分が作ったから.....

大場ななさんに対して恐怖をともなった感情で眺めていることが多いが、それって結局自分の中にその感情がしっかりあるからであることもわかっている。演劇をやっている人はあれを見たらかなり刺さる人が多いんじゃないだろうか。
でも私は基本的に創作においては光を追い求めてしまう(そうか?)ことが多いので、そういう状態の人を見ると心配してしまう。心配しつつ美しいと思っているので、良くない。

極端に苦手な人物というのは自分の「シャドウ」である、ということらしい。これってユングだったか。現代文の授業で村上春樹の小説を扱った時にユングの心理学を用いてそう説明された。
キャラクターに対してもおそらくそういう部分がある。苦手というか、あ〜〜〜〜やめた方がいいよ〜〜〜という気持ちで眺めているものは、大体少なからず自分の中にその感情への共感があるためだと思う。
私は他人に依存しがちなキャラクターを見るのがめちゃくちゃ苦手だが、これも絶対似たような感情を知っているからなんだろうな、するのもされるのも含めて....

 

三谷幸喜の大河を見ている時は完全に大丈夫な状態でいられる!!!
3話も熱かった。というか3話は特に熱くなっていたし、三谷幸喜がそうしているのがわかるので嬉しいと同時に怖い。この先に何が待っているのかという予感だけで恐ろしいから......。