鎌倉殿の13人の視聴をようやく再開した。いま12話と13話を見て最高になっていた。
でもこの楽しさももう終わると言うことはわかっている、なぜから15話で視聴者がめちゃくちゃにされていたことはよく知っているので...。
三谷幸喜は観客の感情がどのように動くか、誰にどのような印象を持つかということを非常によく見ている人だと思っていて、シットコム「HR」で観客を入れて収録している時、観客の反応を見てその場でラストシーンを変えたという話が象徴的だと思う。
劇団の座付作家として常に舞台袖から客席の反応を見続けていたからこそ、どの媒体の作品であっても観客の反応というのは常に考えて作っているんだろう。
だから鎌倉殿の15話のように、大勢の視聴者がキャラクターに対して同じように愛おしいと感じたり憎いと感じたりしていたら、それはもう三谷幸喜の手中というわけです。嬉しいね。私は三谷幸喜が観客の感情を手中に収めているのを見るのが大好きだよ。
12話のかめの家打ちこわしの流れ、最高だった。それぞれの感情と行動によって全てがどうしようもない方向に進んでいくのを止められない状況を描くのがうますぎる。この事件が史実としてあって、こんなふうに描けるのってやっぱり三谷幸喜だけです。
あと13話終盤の義時はちょっとすごかったな。三谷幸喜さん、あのようにどうしようもなく一途な男を描くのが巧みすぎるし、ああいう人間のことを本当に愛おしく感じているんだろうなと思います。私は三谷幸喜の描く一途な男大好き芸人を名乗っていきたいと思います。みんなきっとそうだと思うので、名を連ねたいという方はご連絡ください。
やっぱりアイドルマスターと三谷幸喜作品のことを考えているのが一番健康に良い！ やはり見れば見るほどVtuberなどという文化からは逃げた方がいいと思うようになりました。思ってはいるんですが。
筋トレもしたし、鎌倉殿も見たし、完璧だ。もう寝よう。これで眠れば完璧だから。
素晴らしいです
