近況2024.2

DPZのはげます会に入ったら、備品を持って帰る会という謎の企画が始まったので、勢いで行ってきた。数週間前の話です。

 

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誰も見たことのないキャラクターがついているネックファン。しかも先が光る。手元を照らすための照明らしいが、正直ネックファンに照明の機能を一切求めていないし、人の方を向くと思い切り光が当たるので迷惑すぎる。なんだこれは。

そして本当にこのキャラクターは何なんだ。これを買った理由も聞いた気がするが全く分からない。DPZはなぜこれを買ったのか。

あとは大北さんの昔の作品の入ったCD-ROMとか、カレンダーとか、謎のフィギュアとか、猫のぬいぐるみとか、提灯型のカプセルの中に入った寿司の指輪とかをもらった。どうすれば…。

全部に逐一林さんが説明してくださってとても面白かったが、下手をするとこれらの巨大な備品を持って帰ることになるという恐怖と隣り合わせだった。本当に部屋が終わっているのでこれ以上巨大なものを増やせない。同じ時間にいた人は巨大な座椅子を持って帰っていた。

 

②オケに乗っている関係で自分の好きなキャラクターのソロ曲の楽譜を2日で譜読みすることになり、本当にめちゃくちゃになった。

やっぱり自分の思い入れの強い(しかも音楽特化のキャラクターの)曲を弾くなんて、思想と思い入れと感情が強すぎてかなりはた迷惑な人間になるので、やめた方が良い!!!!!!と思った。でも仕方ないですよね。そこに合奏があったんだから。やるしかない。

何ひとつ満足できる完成度には至らず虚無になっているが、こんなスケジュールでやった時点で凄すぎるので凄いと思っていきたい。連休で練習しすぎて布団に入ってからも腕の筋肉がけいれんしていたし、壁を見れば楽譜の残像が映るし、永遠に曲が耳鳴りしている。助けてほしい。憑りつかれている。

カラオケで原曲を爆音で流しながらヴァイオリンを弾きまくって泣きたい。それが一番やりたい。今すぐに。

でも明日からまたチェロを弾いて全然別の合奏をするので、社会性を取り戻さないといけない。合奏をしている時の自分の人格って完全に「合奏のための人格」なので、スイッチを入れるとめちゃくちゃ体力を消耗する。

 

③美容院の待ち時間で積読していたタブッキの逆さまゲームを読み切った。多分全ての意味をわかっていない気がする。

その後SideMの待ち時間で吉田篤弘の新刊を読んだ。すごい速さで読んでしまった後で後書きに声に出すようにゆっくり読んでほしい本と書かれてあり申し訳なくなった。

吉田篤弘の代官山蔦屋書店のイベントに行く。以前行ったのはコロナ前か。最近全然読めていないけど、中学生の時に出会ってから読み続けている作家なので、自分の現在地を確かめる気持ちで読み続けている。

本を読みたい気持ちがある。最近調査のための速読しかしてないので……。職場の先輩が10年くらいかけて失われた時を求めてを読んでいるという話を聞いてからずっと読みたい。いろんな人のおすすめの本を知る機会があったのでそれも読みたい。

失われた時を求めてを読み続けている人が先輩にいる職場ってかなり大事にした方が良い。世界がどれほどひどくなっても紡がれてきた糸が切れることはないと信じられる。