2021.8.15「水飴が食べたい」

やるべきことをやっていたが、全然進まなかった。

自分の好きなものが何もかも虐げられているような感覚になって良くない。まあ実際そうよだよな。嫌になる。
やっぱりこの世のことを何も知らずに好きな作品に出会える環境が欲しい。私は映画のタイトルを検索したらその瞬間に評価が出てくるのが本当に許せなくて、これってどうにならないんですか?

屋台の水飴が食べたくなっている。あれって家で作るにはどうすればいいんだろう。
私が子供の頃に食べたのは、割り箸に刺した水飴にラムネの粉のようなものがまぶしてあった。水の張った水槽に1円玉を落として、中にある器に入ったら2本もらえるというミニゲームがあった。
小学生くらいまではあった気がするけど、それ以降あんまり記憶がない。水飴に興味がなくなったのか、屋台自体がなくなったのか。小学生の頃はかなり好きだったはずなんだけど。

祭りに行きたいな。
お祭りって行きたいと思っている時がピークで、実際に行った祭りは暑いし人は多いし若者のガラは悪いし浴衣は歩きづらいしで、あんまり良いことはない。ただ「祭りに行きたい」という気持ちと、「これは祭りである」という空気を味わうためだけに存在する時間という感じ。
祇園祭はもう少し行けば良かったなと思っている。せっかく京都にいたのに、京都らしい行事にろくに参加しなかった。葵祭のバイトとか、しておけば良かったな。
でもその時は「葵祭のバイトをして京都にいることを満喫する大学生」が多すぎて、なんか嫌だった。とにかく大学生が嫌いだったので、大学生がやっていることは全部大学生がやっているというだけでやりたくなかった。

駄菓子ってどこかに売ってるんだろうか。駄菓子のフェアみたいなものをやっているショッピングモールはありそう。
でもそれに行くと「駄菓子を仕事帰りに買うOL」みたいな構図になってしまいそうでそれは嫌だな、こんなことばっかり考えているから本当にやりたいことができなくなるんだよ。みんなは今からでも遅くないからインターネットをやめようね。インターネット自意識なんてない方がいいよ。

「今夜、宇宙の片隅で」に出てくる日本食品店「楠」みたいな店に行きたい。深夜にポン菓子を作っている怪しい店、ないのか? あってくれ......。
実家の親に「今夜、宇宙の片隅で」を配信で見る方法を教えたら、めちゃくちゃ良い視聴者をやってくれていて楽しい。私の親は完全にオタクになる素質がある。