2020.4.14「スルメを噛み続ける」

数日除いて在宅勤務になることに。
職場への愛が尋常ではないので全然行きたいが、外出するだけでストレス∞(無限大)だったので、せめて在宅勤務になることでこの自律神経が改善することを祈る。
毎日緊張型頭痛に襲われている。低気圧の日は片頭痛とのコンボに襲われるね!

「雑な生活」を読んだ。大事に毎日一編ずつ読んでいきたかったが、全然一瞬で読んでしまった。良すぎるので…。最後まで読んで泣いてしまった。これがやりたい。一生これをやりたい。これを一緒にやってくれる人たち、私はいつでも待っています。

部屋から色んなディスクを引っ張り出してきた。実家から持ってきたDVDが沢山ある。のだめのドラマとかが出てきてびっくりした。良く考えたらのだめのマンガ、借りてばっかりで自分では持ってないな。
のだめへの感情、オーケストラなどをやっていた同世代全員にあるものと思っている。あれを見ると、「音大への感情」「クラシックへの感情」「オーケストラへの感情」「ヨーロッパへの感情」「千秋先輩への感情」などすべてが刺激されて発狂しそうになる。めちゃくちゃ好きなんだけど。
絵を描く人に「美大への感情」があるように、音楽をやる人間にはおしなべて「音大への感情」がある。のだめを見て音大に憧れた人、無限にいるんだろうな。

実家でダビングした「水曜どうでしょう」の最新作をまだ見られていないし、「いだてん」も途中で止まってしまっている。
「いだてん」を見るタイミング、いつなんだ。絶対に今ではない。今「いだてん」を見られるわけないだろ。めちゃくちゃ見たいですが…。
役所広司がめちゃくちゃ良かったですよね。役所広司の役が死んでほしくないので、ずっとここで止まっていようかな。

このままでは一か月もしないうちに「過去好きだった作品」巡りを終えてしまう。人生をスルメのように噛んで味わい続ける日々。
こういう時間が一番心穏やかに過ごせるから仕方ないんだけど。これが究極まで行くと、小説を書き始めたりできるだろうか。自分の中を掘り起こし続ける時間。
小説、全然書かなくなってしまった。ゼロから物語を作る行為を最後にやったのは果たしていつだったか。もう5年くらいやっていないのかな。
今この状況で物語を作ることを想像すると、どうしても太宰の「御伽草子」のことなどを思い出してしまう。

とりあえず新しいコンテンツを摂取できるくらいには回復したい(wifiが死んでいるので摂取できないという理由もある)。
見たいもの、読みたいものを書いておこう。明日のアーの「日本の表面」。萩尾望都の「トーマの心臓」。「メタモルフォーゼの縁側」の最新刊。「きっと、うまくいく」。