2022.7.25「数行前まで生きていたひと」

須賀敦子トリエステの坂道」を読みかけだったので少しずつ読んでいる。

短編だから昼休みとかにも読みやすいんだけど、あまりに文章に感情を揺さぶられるので昼休みなのにちょっと泣いている。

すでに亡くなった友人を思い返すという話が多くて、その友人のエピソードがあまりにも美しくやわらかな表現で描かれていくから、短編なのに読んでいる途中でその人物が既に亡くなっていることを読者がすっかり忘れてしまう。

そうして最後に彼はもういないという事実を語り手と共に思い出す。ほんの数行前まで生きていた人が、幻のように消え去ってしまうような感覚になる。

コルシカ書店の人々が特にこの印象が強くて、本当に素晴らしい作品だからこそめちゃくちゃ泣いた。こんなに本で泣くことがあるとは思ってなかったな。

 

アイドルマスターアーカイブの話を書いていたんだけど消えてしまった。まあいいや、全部すごいから。これは二日目のアーカイブだけ買ったという懺悔です。毎回こうなる、どうすればいいんだ? 一回のライブでどれだけ出費させられるのか。

 

いよいよゾンビ映画ふたたびという感じで緊迫してきました。助けてくれ。なんか保存食とか増やした方がいいのか? 最悪だよ〜〜〜