2022.2.9「今日が千秋楽かもしれない」

 

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いい写真すぎ

全体的に歌詞がどうしようもなさで溢れていて良い。こういうタイプのアーティスト、自分では掘れないので何かきっかけがないと知る機会がない。


この世がめちゃくちゃ最悪でそれに巻き込まれていても多くの人たちがやりたいことをちゃんと続けていてすごい。
そういうものを見るだけでちょっと泣いているのでその情緒も怖い。もうこれ以上好きな人たちは何も悪い目に遭わないでくれないか? 本当に頼むよ.....

演劇の情報というのは本当に残りづらく、どんな劇場がありどんな公演が行われていたかという情報を追うのは本当に難しい。
浅草などの戦前にあった小さな劇場はほとんどが空襲で焼けてしまって、幸いいつどんな作品が上演されていたかはわかっても、それがどんな雰囲気の作品だったかというのを知ることは不可能に近い。映像が残っていないという点では戦後も大して状況は変わらないし、寺山修司の「市街劇ノック」なんかはかなり貴重な資料映像なんじゃないか。

何の話? 私はいつもこのことを考えているので、それを書いているだけです。見たい舞台があるなら見に行っといた方がいい。明日には終わるかもしれない。「明日感染者が出たら、今日の公演が千秋楽になる」という事態が全然起こりうる。
戦時下の劇場も常に「明日終わるかもしれない」という気持ちで上演を続けていたんだろう。


明日めちゃくちゃ寒いらしい。低気圧にやられている。雪が降るなら嬉しいが、雪も降らないのに低気圧になるのだけはやめてくれ。