2021.11.21「全員他者のはずなのに」

冬になってきて嬉しい。

ソシャゲのイベントを走りたくないのですが、ソシャゲのイベントの走り方を検索してしまっている。絶対に走りたくない……。
アイドルマスターSideMには「雑誌」というものが存在する。各アイドルやユニットのエピソードを描いた短編漫画が大量に存在するため、ある程度ゲームを触っていれば、読もうと思えば無限にアイドルを描いた漫画を読むことができる。
これを読み続けていたら半日くらい経っていて怖かった。記憶がない。
アイドルについて描かれた物語を読めば読むほど、自分の中でアイドルの像が固定化していく感じがして怖い。「この人について何も知らない」という感覚が失われていくにつれて、「この人のことを私はよく知っている」という傲慢な感覚が生まれそうで嫌だ。
それと同時にアイドルの名前を呼び捨てにしている人に対して全然怒ってしまって良くないな。そりゃそうなんだよ、キャラクターの名前なんだから……。本当にあまりにも自然に全員に対してさん付けしてしまうが、こっちの方がマイノリティであることを自覚したほうがいい。

多分私は正しい道に乗っていたら絶対にアイドルマスターに入ることができなかったと思う。特定の配信から入った人が周りに多い環境のおかげで、ある程度一つの思想を共有する場所でアイドルマスターのことを知ることができたのは本当にありがたかった。私はアイドルのことを一人の他者として、「他者だからわからない」ことを前提として触れられる場所が一番居心地が良いよ……。

 

Youtubeの履歴ってめちゃくちゃ前まで遡れるんですね。昔の履歴を見たら面白かった。

スクリーンショット (42)を拡大表示

生配信でSideMの1st ライブを見た後の試聴履歴、味わい深い…。

そういえば自分はいつから月ノ美兎さんの動画を見始めたんだろうと思って見返したら、なぜか突然一番最初の動画から見始めている日があって怖かった。何を思い立ったんだ。
Vtuberという存在自体はそれまでほとんど見ている記録がなかった。唯一見ていたのはフィンダーおじさんだった。どうしてそうなったのか全くわからない。フィンダーおじさんってVtuberに計上していいのか。鈴谷アキさんのMAD編集動画を見ていたらしい。そんな出会い方あるかよ。

基本的になにか面白いコンテンツに出会ったら、わりあいすぐに第一回から見ている傾向にあった。正しいが、ちょっと怖いよ。Youtubeくらいもう少し無軌道に見てくれ。

 

気圧で全部だめになった。あーあ。さようなら