2021.11.3「天井に広がる四色問題」

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最近変な夢ばっかり見るな。今日の朝もなんか変な夢を見た気がする。あんまり覚えていない。

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やった〜。

ライブって、自分が観に行ったライブはその記録映像が欲しくなるからBDを買うとして、でも今って配信があったりするから、例えば現地で観た直後に配信のアーカイブを買うっていう人もいるじゃないですか。その上でBDを買ってると、なんか3回くらい出費していないか? これどういうこと? 何が起きてる?
でも配信には乗ってもBDには入らないってこともあるから全部見るしかないってことになってしまう。どうすればいいんだ。

ここまで大きなライブ会場だと、その時自分がどこに座っていたかというのも一見しただけでは認識できない。それでも客席を映した時にペンライトの色がはっきりと見えるので、きっとこのあたりにいたんだろうなというのがわかる。ペンライトって応援でもあり「主張」でもある。
自分が参加している時は全く違和感がなかったけど、映像になるとライブパートが始まった時に叫びや歓声が聴こえないのがすごく不思議だ。あの曲やこの曲が始まったときに声を出さないわけがないのに……。

このままではアイドルマスターのライブを見てアイドルマスターのゲームをしてアイドルマスターのゲームを実況しているVtuberを見てそのVtuberのライブを見る人になってしまう。こんなの無限機関だよ。なんで…
このあたりが交互にやってくることによって、全てへの感情が団子状になってよく分からなくなってきた。感情が多すぎると、「全体」になってくることがわかった。もう誰に対する何とかではなく、全てへの感情がある。

 

宇宙や数学を文学的に美しく表現したものを読むのは好きだが、数学そのものの解説部分を全然真面目に読み進められない。
博士の愛した数式」と「容疑者xの献身」の話だけずっとしている。小川洋子はまだしも東野圭吾はこれ以外全然読んでいない。「容疑者xの献身」は映画が好きなので。

博士の愛した数式」は、それぞれの登場人物が一人の人間の姿に固定されてほしくない気持ちがあるので、映画よりも小説が好きだった。省かれているエピソードも多い。
でも「容疑者xの献身」は、主人公の数学者の印象が小説よりも映画の堤真一の方が好きだった。小説だとガリレオシリーズだし東野圭吾なので割とミステリーが主眼に置かれていた印象だが、映画はより情緒的だった。小説の方は本当にかなり前に読んだきりなのでほぼ覚えていないが……。

主人公が留置所の中で四色問題のことを考える場面がずっと記憶に残っている。灰色の天井に四色問題の線が伸ばされて色が鮮やかに広がっていく映像が好きだった。
ガリレオシリーズは全然知らないのに、この映画の話だけし続けているな。堤真一の演技も小説と違う印象の展開も全部好きだが、とにかくあの場面を見られるだけでもうあの映画は良いと思っている。また見返したい。

さすがにこれを読もうかな。小川洋子も最近読んでいないな…。