2021.10.3「実は全部覚えている」

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アメリカン・ユートピア」を観た。
7月にデイビッド・バーンのこともトーキング・ヘッズのことも知らない状態で観に行って、良かったのでもう一度観た。
これを観るたびに「スパイク・リー作品を見てみよう」と思い立つが、結局見ていない。ちょっと観たいと思っている映画、全部名画座でやってほしい。どうしても家では見る気にならない。
これ最初に観たのもう3ヶ月前なのか...。意味がわからないな。
朝から映画の予定を入れておくと休日もある程度まともに過ごせるということがわかってきた。いやそんなことをしなくても起きろよという話だが......。

自分って過去のことをめちゃくちゃ覚えているタイプだな、とことあるごとに思う。昔から過去のことを記録したり反芻することが多いので、基本的に忘れるということがない。
Twitterも消したアカウント全部アーカイブを取っている。日記として使っている部分もあるし、何かに狂っていた時の自分は自分で見返して面白いから取っておきたい。これをやりすぎると本当に終わりの人間になる可能性があるな。
私が忘れたような顔をして人と話している時は、大体「実は全部覚えているが、全部覚えているとさすがに気持ち悪いので、ちょっと忘れたふりをしている」だけです。実は全部覚えています。

この生き方だと10年くらい前の良くない記憶も全然リアルタイムに不快に感じるので、なかなか癒えてくれない。
リズと青い鳥」を見ようとしたが、音楽系部活動の「あの感じ」も高校生女子の「あの感じ」も「「あの感じ」」も全く色褪せずに蘇ってきてうわ〜〜〜〜〜となって諦めた。こういう作品を一体いつ見れるようになるんだ。
私だけが覚えていて当時の知り合いはきっと全部忘れている。なぜなんだ。みんな未来を生きすぎている。

知らなかった良い音楽がたくさんあって嬉しいね。もう一生サブスクをやめられない。