2021.10.19「エモの随意筋」

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アイドルマスターが忙しくて日記が書けなくなってきた。そんなことがあるなよ。

この商品に「エモさ調整パウダー」が入っていてびっくりした。多分ただの粉チーズなんだけど、味覚に対して「エモ」を拡張しているのすごい。もうそこまで来た?
「かわいい」とか「萌え」などの単語はさすがに味覚までは広がっていない気がするけど、エモならいけるんだ。

Vtuberの人たちの配信を見ていると(嘘。本当は特定のVtuberしか見ていないからその人の話しかしていませんので、これはVtuberという職業に関することではなく、ただの一個人の感覚に対する感想)自分たちのパフォーマンスを振り返って「エモかった」と言っているのを見ることがある。
観客側が「エモい...」と言うことはあっても、やっている本人がそう言及するのをあまり見たことがなかった。というか「エモい」という言葉は使うと軽くなる気がして、多分演者側は積極的には用いないだろうと思っていた(そして観客としての私もそう思ってあまり使ったことがない)。
でももう使っちゃえるんだ。感覚の違いかもしれないし、何となく予防線のようにも見える。
「私はこれを「エモい」と思い、文脈を意識して意図的にやったので、どうぞ物語にしてください。でもこれは意図的なので、私自身のコントロール下にないものではありません」という...。
どういうこと? 穿った見方をしすぎ。中高生からやり直させてほしい。

この商品は普通にチーズの入った味になっただけだった。そもそもエモを「調整」しようとしているのもすごいな。エモい味かどうか、エモ有とエモ無で食べ比べればよかった。