2020.4.24「コンテンツOD備忘録」

バーナード嬢曰く。」を読んだ。ずっと読んでいたいな。
本を読みたくなるのも嬉しいし、でもそれと同時にこの本の世界の中にとどまっていたいと思う漫画。

その流れでSFへの興味が湧き、今「あなたのための物語」を読んでいる。
SFって小学生向けのもの以降ほとんど挑戦したことがなく、食わず嫌いの状態だったような気がする。まずは短編集からと思い、読み始めた。
難解に感じる箇所もあるが、そういう部分があっても小説の根本的な部分の理解には全く問題がないのだなと感じている。当然その難解な部分に重きを置く読み方もあるんだろうけど。

萩尾望都祭り。「トーマの心臓」の後に「訪問者」を読了、今は「11人いる!」を読んでいる。どうでもいいけど「11人いる!」の本編のラストのコマ、Twitterで見たことあったので「ツイッターで見たことのあるコマだ」と思ってしまった。最悪かよ。だからツイッターなんて始める前にさっさとこの世の素晴らしい作品をすべて見ておくべきだったんだ。Twitterやめろ。

ドラマ「きのう何食べた?」の一話を見た。強すぎてまだ一話しか見られていない。すごくいいんだけど、こういうドラマに対する世界のスタンスのことを思うと怖くなってしまう。そんなことはどうでもいいな。ごはんをちゃんと作っていて偉い…節約していて偉い…という気持ちになるので、生活が雑になってきたら「きのう何食べた?」を見て気を引き締めようと思う。

その流れで邦画への感情(というか役所広司への感情)がよみがえり、いろいろ見返した。小学生の時点で原田眞人作品を見ていたのは本当にどうなんだろう。
この監督の作品、「言い合い」がすごい。言い争うシーンでセリフが被ることに全く躊躇がない。こういう、仕事をしている人たちを生々しく描いた映画が好きで、現実世界の見え方にも確実に影響が起きていると思う。

あとなぜか突然「ライチ光クラブ」を読み始めた。いや、突然ではない。なぜか読んでいなかったもの・見ていなかったものを洗い出す月間をやっているので…。「映像に残っていない演劇作品」という存在の大きさをいやというほど知っている。

コンテンツが多すぎる。なぜちょっとずつ読む? 「11人いる!」と「ライチ光クラブ」と「あなたのための物語」を同時並行で読んでいるのなんなんだ。
でも一つの作品を読み終えると、芋づる式に色々読みたくなってしまう。映画だったら原田監督の「KAMIKAZE TAXI」を観たい。あといい加減に多分一番好きな役所広司の演技の匂いを感じる「うなぎ」を観たい。漫画は「風と木の詩」と「火の鳥」と「ポーの一族」が読みたい。小説は色んな人に好きな小説を教えてもらったので、それを読みたい。あとエンデの「モモ」、あれは冊子体で読みたいけど…先にkindleで買ってしまいそうだ。
そう、すべてはkindleのせい。本当に恐ろしい。一瞬で購入できてしまう。助けてくれ……
忘れていた、セーラームーンの配信があった。今しかない。見よう。