2022.2.19「ロフトにだけあった熱」

 

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serial experiments lainを見た。多分半分も理解できていないが、OPの曲が本当に良い。

2020年の日記を転記し続けていたら、いろんな作品をちゃんと見たり読んでりしていてすごかった。あとやっぱりその時の感覚がしっかり蘇ってくる。2020年4月のあの感じ、なかなか貴重な記録になっている。

Cicadaの曲は全て穏やかで耳に心地よく、少し聴いただけだとよくあるヒーリングミュージックのように捉えてしまいそうだが、基本的な音運びや和声進行が繊細で良い。自分にとって最も耳馴染みの良い曲を作ってくれる。情緒的すぎるいわゆる「ヒーリングミュージック」はあまり好きではない。

 

やはりロフトの身を縮めるほど狭く反響しない声の充満した空間の中での体感というのは替え難く、あの空間で全身が痛くなるほど笑った体験というのを忘れることができない。
ほんの数回行っただけだが、どのイベントでもとにかく大笑いしていて、それはロフトという空間の熱に当てられた高揚感のようなものも含んだものだった。あらゆるリアルイベントがそうであるように、ロフトのイベントもまた代替手段を持たない。

楽しいことだけを考えて生きるのって難しすぎる....