「サ終直前のゲーム」が目の前にないと、日々はこんなにも穏やかに過ぎていくのかと驚いている。
おもしれ〜〜〜〜〜
これっていちばん良いYoutubeだな。
これを見ていると、この世の隙間にあるように思えた自分の好きなものがきちんと人の家の本棚に収まっていることへの嬉しさがある。多分この世代のものが自分の好きなものにかなり近いっぽい。なんで? 親世代でもなさそうなんだけど。
三谷幸喜のエッセイ「オンリー・ミー」で盛り上がっている人たちを見れる動画ってこの世で今これだけだろう。嬉しい。
「オンリー・ミー」は、私が小5の時にとつぜん映画館に「ザ・マジックアワー」を見に行って三谷幸喜にハマったという話を聞き、叔母が貸してくれた本だった。本好きの叔母で、三谷幸喜も好きだし堀井憲一郎も好きだし役所広司も好きだった気がする。
貸してくれたのに面白すぎて読みまくり、ずっと借りっぱなしだったので、そのままくれた。今も部屋にある。
全部面白いが、特に締め切り前の限界エピソードが面白い。文章を書くのがめちゃくちゃ上手い人間の締め切り話は一番面白い。
あとこれは常に言っているが、"「CHAGE & ASKAは元々チャゲ・アンドー・アスカという名前で、自分はアンドーという3人目のメンバーだった」という嘘の話を雑誌に書いたらめちゃくちゃ炎上した話"が好きです。なんで嘘を書くんだよ。
ジャームッシュ作品の話もしてくれていて良い。また映画館で見たいな。
DPZって「自分が好きだけど今のインターネットではくさされやすい文化」みたいなところまでちゃんと良いものは良いと拾ってくれている感じがありがたい。
多分世代的なものがあるし、「ちょっと上の世代で既に権威を得ているもの」に対してインターネットは厳しい。そういうものをインターネット上の偏見だけで知っている人は確実にいるので、怖くて話題に出すことすらできなかったりする。そういう思いばかりしているので、この温度感で自分が好きな作品を扱ってくれるのは本当にありがたいと感じる。