2022.7.16「夢の操縦法」

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久しぶりにたくさん人と話せて楽しかった。

 

本屋に来ると好きな作者とかよりも先に好きな装丁の本を手に取ってしまう。CDよりも本の方がジャケ買いしてるかもしれない。

 

https://www.kokusho.co.jp/sp/isbn/9784336054944/

 

高校の頃よく通っていた恵文社で、いつもこの本が気になっていた。グラシン紙に包まれた上に箱入りという豪華な装丁で、デザインもかっこよく、タイトルもかなり気になる。

ただめちゃくちゃ高い上に内容も難しそうで、結局買わなかった。恵文社のそれ系の棚(澁澤龍彦とかシュルレアリスム系の本)は端の方にかなり怪しい感じで並んでおり、ほとんど本が動いている様子もなく、この本もずっと置かれていた。

 

人の夢の話は面白い。内容以上に、夢を見る時の自分の意識の持ち方や存在の仕方が人によって違っている。

自分の夢は段々とメタになっていくことが多い。危機的状況にある夢でも、途中で現場からその映像を画面越しに見ている意識になりやすい。

もしくは起きていることが全て芝居であるという意識があったり、自分がセリフとしてその状況にあわせて言葉を発していたりする。ある種の危機回避なのかもしれない。

 

上の『夢の操縦法』は筆者が二千夜以上の夢日記を独自に分析したらしい。夢日記をつけ続ければいつか操縦が可能になるのか。明晰夢と同じことなんだろうか。

 

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あの装丁の本に突然こういう夢が出てきたら面白いな。