2022.6.4「そこがイギリス海岸であれば良い」

あ〜、全てが無理になってきた。

 

逃走するか...

 

 

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逃走しました。

 

 

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朝盛岡に着いたらすでにこんな感じで嬉しくなった。やっぱり夜行バスは朝早くつけるのが良い。まあバスで信じられないくらい酔ってるんですけど...。寝てても酔うんだ、普通に。

 

 

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冷麺にスイカを入れるの意味がわからなかったが、意外と食べられた。本当に大丈夫な人は麺と一緒に食べるんだろうか。冬は梨になるらしい。

 

 

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花巻のイギリス海岸に来た。イギリス海岸というのは宮澤賢治による呼称で、実際は北上川の川沿いの一部のことを指している。

宮澤賢治の時代には川底の一部が見えていて、それがもとでイギリス海岸と呼ばれていたが、今は水位の関係で川底は見えない。なので実際には本当にただの川沿いなのだが、私は花巻の中でここが一番好きかもしれない。わかりやすい何かがあるわけではないが、そこが「イギリス海岸である」というだけで、感じ取れるものがあるように思える。

 

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イギリス海岸の近くには銀河鉄道の夜に登場する「はくてふの停車場」がある。初めて来た時は大喜びしていたけど、今はだんだん手入れがされなくなっていて寂しい。

 

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イギリス海岸用の宮澤賢治っぽい立札より、こっちの方が良い。イギリス海岸という地名がごく普通に街に馴染んでいて、勝手にざまあみろという気持ちになる(この世に対して)。

 

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人がいなさすぎる。

 

 

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池澤夏樹の「言葉の流星群」を持ってきて良かった。宮澤賢治の詩を流さずに読み直すことができる。自然が「たのしげ」にしているという言葉は、イギリス海岸の様子そのままだった。