2021.12.8「安寧回」

気圧が〜

昔から「安寧」を感じる作品というものがある。
小さい頃に見ていたアニメや漫画で、精神を揺さぶられることなくただ楽しいと感じられる回が好きだった。
ちびまる子ちゃんドラえもんに特に顕著だった気がする。どちらも「この先確実に良くないことが起こる」という伏線が張られやすい漫画だからだろうか。なので、逆に「悪いことが起きない」確信を持って読める回を何度も読んでいた気がする。

ちびまる子ちゃんの昔のアニメの中では「ベルトクイズQandQ」に友蔵が出演する回が好きだった。
当時本当にやっていた同名の番組に友蔵が出演して優勝するという回で、これは全然エッセイではないし、なんならアニメオリジナルなので原作にもない。
全然意味がわからないのだが、とんとん拍子で友蔵がクイズに優勝するのが好きだった記憶がある。
あとコジコジのアニメでおかめちゃんが自作グッズをコンペに出して優勝して商品化する話も好きだった。全然意味がわからないがおかめちゃんの天賦の才が全肯定されていく様子が良かった。

「100回記念でみんなで旅行に行く」みたいな回も好きだった。
それこそちびまる子ちゃんのパーティーの回はよく覚えている。ヒロシが車を当ててそのままドライブに行く流れがかなり好きで、何度も見ていた。理由なくメタ的にキャラクターたちが良い目に遭うのが好きだったのかもしれない。
自分の描いていたさまざまな漫画のシリーズのキャラクターを総動員した豪華客船旅行→漂流回とか描いていた記憶がある。自分のキャラクターでそれをやって自分でそれを読んでいた。閉鎖的すぎるだろ。

↑というのは吸血鬼すぐ死ぬの漫画を読み続けていたら思い浮かんだ話です。100回記念で慰安旅行に行ってくれるの嬉しすぎるな。
吸血鬼すぐ死ぬを読んでいる時の感覚、あまりにも「湯」でちょっと怖くなってくる。なんでこんなに安心感があるんだろうか。家みたい...家って感じがするな、この漫画...

あとキャラクターが突然深夜テンションになって躁状態のまま終わる話もかなり好きです。
これ何の記憶なんだろう。深夜の躁状態のまま駆け抜けるコントのことが本当に好きだが、それが具体的に何だったのかあまり思い出せない。みんなの好きな深夜テンションコントを教えてください。