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そろそろ三谷幸喜作品の薬が切れてきた。HRを観終わってからもずっとHRを再生しているし、日々HRのことしか考えていない。三谷作品以外のことを考えると全てに終わりスイッチを押しそうになるから。
終わりスイッチという単語をいつのまにか常用するようになってしまったが、これに代わる言葉ってあったっけ。自爆、みたいなことか。でも自分がというより、自分以外の全部を終わらせるみたいな時もあるし……。
周囲が信頼のおける人間ばかりで本当に救われている。人生、何かを鵜呑みにしたりしない人の集う場所を選べってこと……。
世間話で映画の話題になると、決まって「ジブリ・スターウォーズ・ハリーポッターをまともに見ていない」という足枷が巨大なものであることに気が付く。唯一映画館で観たジブリはゲド戦記、唯一観たスターウォーズはエピソード3なのがずっとネタになってしまっている。
でもスターウォーズの方は本当に意味が分からないだろ。構成と制作上1か4ならわかるが、3って……。本当になんで観たのかわからない。小学生の時、町内会か何かでたまたま無料のチケットをもらったからみたいな理由だった気がする。パンフレットに宇宙人の顔がずらっと並んでいて、それぞれどの場所でいつ死んだかが書かれていたことだけ覚えている。
ジブリで好きな作品は？ と聞かれて答えるのが難しい。ジブリがずっと自分事ではなくて、「これはこういう作品」「あれはああいう作品」という認識しかできていない。
自分が愛するより先にその作品を愛する人に出会いすぎると、なんだか他人事になってしまうんだよな……。自分も人に好きな作品の話をしまくるのはよくないんだろうなと思う時もある。無理なので諦めていますが。
こう書いている今もHRを流している。特典映像で三谷幸喜が語っていたことがあまりにも「思想」でかなり良かった。「今夜宇宙の片隅で」もこういう作者の思想を全部語る副音声を聴かせてほしい。DVD化していないのが怖すぎる。フジテレビオンデマンドが配信を止めたら、終わる……。
これって毎日ごっつええ感じを無限周回していた父と全く同じ生活になってない？
