2020.3.30「片耳のイヤホンだらけ」

airpodの片耳を失くした。ワイヤレスでないイヤホンを使っていたら、それも片耳が断線して聴こえなくなった。
音楽がないと耐えられないと思って常にイヤホンをつけた生活をしていたが、なければないで案外大丈夫だった。音楽が聴けない分、読書が進んだ。
音楽が好きで読書が好きな人はどうやって両立しているのかと常々思っている。音楽を聴きながら読書をするのは難しい。歌のある音楽を聴きながら文章を読み進めることはできない。そもそも同時にやろうとするのが間違っているのか。

ここ数日Clarkを聴いている。弦の入っているアルバムが好きだった。San Ferminも4年ぶりに聴いて、弦の入っている曲が好きだった。でんぱ組のライブアルバムを聴いた。アイドルの強さ。

一昨日三浦しをんの「月魚」を読了した。すごかった。一日で読んでしまった。その流れで三浦しをんのエッセイ「三四郎はそれから門を出る」を買った。文章が面白いので息抜きに少しずつ読みたい。
吉田篤弘の「おやすみ、東京」をずっと積読していて、3月に入ってから数行ずつ読み進め、ここ数日でようやく軌道に乗り始めた。一度積読してしまうと軌道に乗せるのに時間がかかる。前半部分に書いていたことをもう覚えていないが、長編とはいえ吉田篤弘の本は気ままに読みたいので、なんとなくの理解で読み進めている。コークハイの描写がおいしそうだった。この人は本当においしそうなものをおいしそうに描くのがうまい。
「天使も怪物も眠る夜」をようやく買った。吉田篤弘の長編ファンタジーはあまり得意ではないが、この際買うしかない。クラフト・エヴィング商會の本はハードカバーが店頭に並んでいるうちに買いたい。

地元のオーケストラに寄付をしようと家族に相談している。大した額はできないが、何かが起きる前に何かをしておきたい。今自分が何に対して消費行動を行うべきか、人生で一番考えて生活していると思う。